子育て
「鶏卵を見て時を告ぐる
を望む」

すでに鶏になったのならコケコッコーと鳴きもしましょうが、まだピヨピヨとも鳴かない卵にそれを期待するのは無理です。幼い頃は皆自分本位です。自分本位な行動から利己主義を昇華し、そして利他主義にめざめる、これが子供の自然な成長です。ところがそれを待てない親がいる。彼らは情緒的に未成熟なのです。彼らは現実を無視してその子供にしては高すぎる基準で、子供のすることなすことを批判します。しかし、それでは、子供に「失敗しなさい」と言ってるのと同じです。批判ばかりされた子供は、怒ってもいるし、悲しんでもいるのでしょう。自分の不幸の原因を誰かのせいにしたがっているのです。悪いのは自分ではないと……

アメリカインディアンの教え:加藤諦三:ニッポン放送プロジェクト