子供の教育
親子関係

子供というのはおそらく親の直接のお説教よりも、親の生き方から学ぶのです。子供は親から「我慢強くなければいけない」と教えられて我慢強くなるわけではないのです。胸に燃えたぎる炎をいだき、しっかりと家族を導くのを大切にした父親の姿が、息子にがんばりを教えるのです。母親は、幼児の身体的要求を満たすだけでなく、心の安全をも守る。母親がじゅうぶんに役割を果たさなければ、子供は健やかに成長することが出来ません。

私は、さまざまな人間関係の中で、親子関係は特に大切なものと考えています。それは、親子関係が、すべての人間関係のスタートになるからです。親子の間で満たされるべき感情が満たされた人は、友達ともうまくいき、恋人ともうまくいきます。そうして他人と協力する喜びを知ります。そのように親密なる力をもった人は、会社などでもうまくいくのです。親にじゅうぶんに愛されて育った人ならば、やたらに他人の注目を集めたがったりしないし、愛を神聖視して他人に「絶対の愛」を求めないのです。ですから皆から愛されるし、祝福される人生を送ることが出来るのです。

アメリカインディアンの教え:加藤諦三:ニッポン放送プロジェクト